この記事のポイント
- 九星気学の本命星は、生まれ年の西暦の各桁を足して一桁にし、11から引くと出せます。
- 2月3日ごろまでの生まれは、立春を年の境目とするため前年の星で計算します。
- 生年月日の相性占いは、二人の本命星が持つ五行(木・火・土・金・水)の関係を見るのが基本です。
- 五行の関係は「相生(助け合う)」「比和(似た者同士)」「相剋(ぶつかりやすい)」の3種類です。
- 相性占いの結果は、関係の「クセ」を知って心を整理するための手がかりとして使うのがおすすめです。
「彼と私、生年月日で相性を見たらどうなんだろう」。そう思って検索してみたものの、入力フォームに打ち込むだけの診断だと、結果の理由がよくわからなくてモヤッとした……そんな経験、ありませんか?
実は、九星気学の相性占いなら、電卓ひとつと生年月日だけで自分でもできます。難しい暦の知識は要りません。
この記事では、本命星の出し方から、二人の相性の読み方、つまずきやすい「立春の境目」まで、順番にお伝えしていきますね。読み終わるころには、診断結果を「なんとなく」ではなく「こういう理由なんだ」と自分の言葉で説明できるようになるはずです。
九星気学の本命星とは?生年月日でわかる「生まれ年の星」
九星気学とは、生まれ年などに割り当てられた九つの星(一白水星から九紫火星まで)をもとに、性格の傾向や人との相性、運気の流れを読む東洋の占いです。その中で、生まれ年によって決まる星を「本命星(ほんめいせい)」と呼びます。生年月日の相性占いをするときの、いちばん基本になる星です。
九つの星には、それぞれ五行(木・火・土・金・水)のどれかが割り当てられています。相性を見るときは、この五行の組み合わせに注目します。
| 本命星 | 五行 | 一般に言われるイメージ |
|---|---|---|
| 一白水星 | 水 | 柔軟で順応力がある |
| 二黒土星 | 土 | 堅実で世話好き |
| 三碧木星 | 木 | 行動的でまっすぐ |
| 四緑木星 | 木 | 人当たりがよく調和を重んじる |
| 五黄土星 | 土 | 存在感があり芯が強い |
| 六白金星 | 金 | 責任感が強く上に立ちやすい |
| 七赤金星 | 金 | 社交的で華やか |
| 八白土星 | 土 | 粘り強く変化に強い |
| 九紫火星 | 火 | 直感的で情熱的 |
ちなみに、本命星は男女どちらも同じ計算で出します。「女性は別の式」という話を見かけることもありますが、本命星に関しては共通です。
本命星の出し方は?西暦の各桁を足して11から引く3ステップ
本命星の出し方は、生まれ年の西暦の4桁を足して一桁にし、その数を11から引く方法がいちばんシンプルです。引いた結果が10になったときは、一白水星(1)として扱います。
手順にすると、こうなります。
- 生まれ年(西暦)の4桁をすべて足す
- 合計が二桁なら、さらに各桁を足して一桁にする
- 11からその数を引く(答えが10なら1)
たとえば1992年生まれなら、1+9+9+2=21、さらに2+1=3。11−3=8で、八白土星になります。2000年生まれなら、2+0+0+0=2、11−2=9で九紫火星です。
計算がめんどうなときは、足した数と星の対応をそのまま覚えてしまうのも手です。
| 足して一桁にした数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 本命星 | 一白 | 九紫 | 八白 | 七赤 | 六白 | 五黄 | 四緑 | 三碧 | 二黒 |
もうひとつ、覚えておくと便利なコツがあります。本命星は、翌年になると数字がひとつずつ小さくなる決まりです。2000年が九紫火星なら、2001年は八白土星、2002年は七赤金星……と進み、一白水星の次はまた九紫火星に戻ります。2026年は、この流れでいくと一白水星の年です。
2月3日までの生まれは前年の星?立春の境目でつまずかないコツ
九星気学では、1年の始まりを1月1日ではなく「立春」(2月4日ごろ)とします。そのため、1月1日から立春の前日までに生まれた人は、前の年の星で計算します。ここが、生年月日の相性占いでいちばんつまずきやすいところなんですよね。
たとえば、1988年1月20日生まれの人。西暦のまま計算したくなりますが、立春前なので1987年として計算します。1+9+8+7=25、2+5=7、11−7=4で四緑木星です。1988年のままなら三碧木星なので、結果がまるごと変わってしまいます。
注意したいのは、立春が毎年2月4日とは限らないことです。地球が太陽を回る周期の関係で、年によって2月3日・4日・5日と動きます。2月3日〜5日生まれの人は、その年の立春の日付を暦で確認してくださいね。早見表や自動計算ツールを使うのも、確実な方法です。
「自分の星、思っていたのと違う」となる人の多くは、この立春の補正が抜けているだけ、ということも少なくありません。まず、ここを疑ってみてください。
【事例(フィクション)】
30代のAさんは、気になっている同僚のBさんと自分の相性を調べてみることにしました。Bさんは1991年の春生まれ。計算すると九紫火星でした。自分は1988年1月生まれなので、最初は三碧木星と出したものの、立春前だと気づいて1987年で計算し直し、四緑木星に。
どちらも「木」の星だったので、Aさんは最初「同じ木同士で似た者どうしかな」と思っていたのですが、計算し直したことで、Bさんの「火」との関係を見ることになりました。結果に一喜一憂する前に、まず出発点の星が正しいかを確かめることの大切さを、Aさんは知ったそうです。
※この事例はフィクションであり、実在の人物や出来事とは関係ありません。
五行の相性は?相生・相剋・比和の3つの関係を表で整理
九星気学の相性は、二人の本命星が持つ五行の関係で決まります。関係は「相生(そうしょう)」「相剋(そうこく)」「比和(ひわ)」の3種類です。相生は一方が他方を助け育てる関係、相剋は一方が他方の力を抑える関係、比和は同じ五行どうしの関係を指します。
まず、相生の流れを覚えましょう。
- 相生:木→火→土→金→水→木(木は火を燃やし、火は灰から土を生み、土は金属を育み、金属は水を生み、水は木を育てる)
- 相剋:木→土→水→火→金→木(木は土から養分を奪い、土は水をせき止め、水は火を消し、火は金属を溶かし、金属は木を切る)
イメージしやすいように、相性の種類ごとに整理してみます。
| 関係 | 組み合わせの例 | 傾向(一般的な読み方) |
|---|---|---|
| 相生 | 三碧木星と九紫火星 | 自然に助け合いやすい |
| 比和 | 六白金星と七赤金星 | 価値観が近く安心しやすい。ただし刺激は少なめ |
| 相剋 | 三碧木星と八白土星 | 考え方や動き方がぶつかりやすい |
相剋は「悪い相性」と受け取られがちですが、そう単純ではありません。互いに緊張感があるぶん、刺激をもらえる関係とも読めます。相剋の結果に不安になったときは、生年月日の相性占いで「悪い」と出たら?九星・五行で見る噛み合わない理由と付き合い方も参考にしてみてください。
生年月日の相性占いを実際にやってみる:矢印の向きまで読む
五行の相性は、関係の種類だけでなく「どちらが与える側か」という矢印の向きまで読むと、ぐっと具体的になります。ここが、診断サイトの結果だけでは見えにくい部分です。
さきほどのAさん(三碧木星)とBさん(九紫火星)の場合で考えてみましょう。木は火を生むので、関係は相生です。矢印は「Aさん(木)→Bさん(火)」。つまり、Aさんが与える側になりやすい組み合わせだと読みます。
読み方の流れは、次のとおりです。
- 二人の本命星を出して、五行を確認する
- 五行が同じなら比和、そうでなければ相生か相剋かを判断する
- 相生・相剋なら、矢印がどちらに向いているかを見る
- 「与える側」は気を遣いすぎていないか、「受ける側」は甘えすぎていないか、と日常に置き換えて考える
相生でも、与える側ばかりが頑張り続けると疲れてしまいます。相剋でも、受ける側が「その人の力を抑える側」に当たるなら、抑えられている側が感じやすい息苦しさを言葉にできると、関係が整うきっかけになります。
「私、いつも尽くす側だな」と感じている人は、その理由のヒントが五行の矢印にあるかもしれません。ただし、当てはまらなくても気にしなくて大丈夫です。占いは、自分たちの関係を眺めなおす鏡のようなものですから。
本命星だけで見て大丈夫?月命星・家族や職場でも使える見方
本命星の相性は、その人の「表向きの性格」や「社会的な顔」を映す星どうしの相性です。一般に、感情のクセや人との距離感、プライベートな部分は「月命星(げつめいせい)」で見ると言われています。
月命星とは、生まれ月によって決まる星のことです。月の境目も立春と同じように、暦の節入り(毎月4日〜8日ごろ)で切り替わります。そのため、月命星まで計算すると立春の補正がもう一段増え、手計算は少し大変になります。まずは本命星で二人の関係の大まかな傾向をつかんで、もっと知りたくなったら月命星も見る、という順番がおすすめです。
なお、この読み方は恋愛だけのものではありません。親子、上司と部下、友人など、どんな間柄にも同じ手順で使えます。恋愛以外でも使える生年月日の相性占い〜家族・職場の相手とのつき合い方を読むポイント〜では、家族や職場に当てはめる考え方をまとめています。
結婚など大きな決断がかかわる場合は、相性占いの結果だけで判断しないようにしてください。相手の情報や、自分が何を知りたいのかを整理してから占いに向かうと、答えがぶれにくくなります。その準備は結婚を占いで相談する前に整理したいこと〜パートナーの情報と質問の組み立て方〜が役立ちます。
よくある質問
Q:本命星は男性と女性で出し方が違いますか?
本命星の出し方は男女共通です。生まれ年の西暦の各桁を足して一桁にし、11から引くという同じ計算で出せます。男女で式が異なると紹介されることもありますが、それは別の占術の計算であることが多いようです。
Q:生まれた時間まで必要ですか?
九星気学の本命星は、原則として生まれた時間まで必要としません。ただし、立春の当日(2月3日〜5日ごろ)生まれの場合は、立春を迎える時刻によって判断が分かれることがあります。当日生まれの方は、暦や専門家の解説で確認すると安心です。
Q:相剋と出たら、その人とは付き合わないほうがいいですか?
相剋の結果だけで、付き合う・付き合わないを決める必要はありません。相剋は「考え方や動き方がぶつかりやすい」というクセを知る手がかりです。クセがわかれば、話し合いや距離の取り方を工夫しやすくなります。
Q:計算がうまくできているか確認する方法はありますか?
年ごとに星がひとつずつ小さくなる流れを使うと、簡単に検算できます。たとえば2000年が九紫火星なので、2001年は八白土星、2002年は七赤金星のはずです。自分の計算結果がこの並びと合っているかを見てください。立春前の生まれは、前年の星で確認しましょう。
Q:同じ本命星どうしだと相性はどうなりますか?
同じ星どうしは、同じ五行なので比和の関係になります。価値観や反応が似ていて安心しやすい一方、似すぎて刺激が少なく感じたり、同じところでつまずきやすかったりすると読まれます。
まとめ
生年月日の相性占いは、本命星を出して五行の関係を読むという2ステップで、自分でもできます。もう一度、流れをおさらいしておきますね。
- 生まれ年の西暦を足して一桁にし、11から引く(答えが10なら一白水星)
- 立春前(2月3日ごろまで)の生まれは前年で計算する
- 二人の五行を確認して、相生・比和・相剋のどれかを見る
- 相生・相剋は矢印の向き(与える側・受ける側)まで読む
相性占いの結果は、答えではなく「二人の関係を落ち着いて眺めるための材料」です。いい結果なら安心の理由にして、気になる結果ならふだんの会話や距離感を見直すきっかけにしてみてください。
まずは、あなたの本命星を出してみることから始めてみませんか? 大切な人の生年月日も、そっと計算してみてくださいね。
もし「自分で見てもモヤモヤが残る」「もう少し具体的に整理したい」というときは、ココナラ電話占いの無料クーポンで実際に占ってもらう、という選び方もあります。自分で読んだ結果と、プロの視点を照らし合わせてみるのも、心の整理には役立つと思います。